義足から靴型装具へ
2013/11/14
以前足根義足を担当させていただいた患者様より作り変えのご希望があり、病院でお会いしました。
皮膚移植が施された箇所で度々傷ができるため、何度も仕様の変更を繰り返し、半年ほどかかってようやく納品することができたという経緯がありました。
見せていただいた義足はかなり使い込まれており、納品後もしっかり活躍していたのかと思うと感慨深いものがありました。
相談の結果、屋内では素足で過ごすことが多く、義足を装着すると履ける靴がほとんどないということで、今回は靴型装具を作製することに。
傷をできにくくさせるために、前回も組み込ませたソフトインサートを着けた状態でそのまま履けるよう、残った方の足の形状に合わせて足先を補填しておき、靴の中で隙間が出ないように工夫しました。
仮合わせで修正箇所をチェックし、完成へ。無事納品することができました。